SOKAグローバルアクション2030

SOKAグローバルアクション
in 長崎

2015年09月06日
第2回「SGI世界青年平和会議」

第2回「SGI(創価学会インタナショナル)世界青年平和会議」が2015年9月6日、長崎市の長崎ブリックホールで開催された。

これには、SGI青年研修会で来日中の16カ国24人のメンバーをはじめ、日本の青年部の代表が参加。長崎原爆病院の朝長万左男名誉院長、平和活動支援センターの平野伸人所長ら来賓が列席した。

池田大作SGI会長はメッセージを贈り、時代変革のスクラムを広げゆく若人に万感の期待を寄せた。

会議では、被爆2世の山田正男九州青年平和会議議長が登壇。「きょうは父の被爆者健康手帳を持って来ました。〝ノー・モア・ナガサキ〟こそ、九州青年部共通の願いです」と力を込めた。

続いて、牟田満子さんが、爆心地から2.5キロの西山本町で被爆した体験を発表。当時9歳だった。行方不明の母と妹を探したが、遺品さえ見つからない。翌年には父も他界。毎晩、母の夢を見ては悲しみで頰を濡らした。その後も、心ない差別や、原爆症がいつ発症するかという恐怖に苦しみ続けた。

転機は7年前。合唱団「被爆者歌う会・ひまわり」に入ったことだった。70歳を過ぎてから〝生かされた意味〟と向き合えたという。

本年春にはニューヨーク公演に参加。世界中に平和の種を蒔いた人生の師匠に連なり、希望の未来を開くために歌い続ける決意を述べると、万雷の拍手が高鳴った。

次いで、長崎総県の井上青年部長が「青年平和意識調査」の結果を報告した。

同調査は2000年の被爆55年から5年ごとに実施。今回は、九州在住の1万2千人にアンケートを。

それによると、長崎を除く6県では、世代が下がるにつれ、原爆投下を誤りとする割合が低下。また、「永久に戦争放棄することは可能か?」との問いに対し、「思う」と回答した人は5年前より10%も減少した。

その一方で、〝長崎県民として世界平和に貢献していく使命を感じている〟と答えた割合は過去最高を記録。「私たち青年が先頭に立ち、世界の友と手を取り合い、創価の師弟の熱願を果たします」と力説した。

講評に立った来賓の朝長名誉院長は、いずれの設問も「分からない」との回答率が高かったことを指摘。「核兵器の脅威に対する認識が、青年たちの中で定まっていない証拠です。彼らを啓発し、不戦を実現できるかは、皆さんの手にかかっています」と語った。

玉栄女性平和文化会議議長、アメリカのアーレン・ヴィダル女子部長が、平和運動の取り組みを紹介。浅井青年平和会議議長が、8月末に広島で行われた「核兵器廃絶のための世界青年サミット」の模様を報告した。

橋元SGI青年部長は、仏法の生命尊厳の哲理を世界精神へと高め、核時代に終止符をと訴えた。