2012年のSGI提言

平和と人道の滔々たる流れを 世代から世代へ更に力強く!!

第15段
平和と人道の滔々たる流れを
世代から世代へ更に力強く!!

具体的提案と行動が人類守る屋根に

以上、災害や環境と開発の問題に加えて、核兵器の問題について、それぞれ具体的提案を行いました。

いずれの問題も容易ならざる困難を伴うものですが、無限の可能性を秘めている民衆一人一人の力を結集することで、解決への道は必ず開くことができると確信しています。

今から60年前に「地球民族主義」を提唱し、55年前に「原水爆禁止宣言」を発表した師の戸田第2代会長の信念は、〝常に100年先、200年先を見据えて行動せよ〟でした。

そして戸田会長が、不二の弟子である私に未来を託して師子吼された言葉は、生涯の誓いとなり、行動の原点となりました。

「人類の平和のためには、〝具体的〟な提案をし、その実現に向けて自ら先頭に立って〝行動〟することが大切である」「たとえ、すぐには実現できなくとも、やがてそれが〝火種〟となり、平和の炎が広がっていく。空理空論はどこまでも虚しいが、具体的な提案は、実現への〝柱〟となり、人類を守る〝屋根〟ともなっていく」と。

これまで30年間にわたって続けてきたこの提言は、師との誓いを果たす実践に他なりません。

こうして地球的問題群の解決のための提案を重ねる一方、問題解決の最大の原動力となるグローバルな民衆の連帯を広げるために、192カ国・地域のSGIの同志とともに、来る日も来る日も、勇気と希望を人々の心にともす対話に取り組んできたのです。

平和への戦いも、人権や人道のための戦いも、何か一つの山を乗り越えれば、終わりが見えてくるようなものでは決してない。

一つの世代から新しい次の世代へ、誰にも断ち切ることのできない滔々たる流れをつくり、その流れを強く、また太くしていく挑戦の中で、地球の未来は盤石なものになると、私どもは確信し、ともに行動を積み重ねてきました。

今後もその信念を燃やして、「民衆の民衆による民衆のためのエンパワーメント」を力強く推し進め、平和と共生の地球社会に向けた土壌を耕していきたいと決意するものです。