青年の視点2016年のSGI提言

創価学会青年平和会議議長 浅井伸行

創価学会青年平和会議議長 浅井伸行

今回の提言の末尾では、2015年8月に広島で開催された「核兵器廃絶のための世界青年サミット」について言及されています。同サミットは、池田大作SGI会長が近年何度か提言してきたものですが、世界の非政府組織(NGO)関係者などから賛同の声が集まり、6団体の共催で実施に至ったものです。

池田会長の度重なる提言には、2つのポイントがありました。すなわち、青年が議論を交わすことと、広島・長崎という被爆地に集うことです。私自身、実行委員会の一人として準備段階から関わらせていただきましたが、この2つのポイントの意義を幾重にも感じました。

青年同士の語らいは容易に国境や文化の違いを超え、深い友情をはぐくむところとなりました。さらには、既存の枠組みにとらわれない、斬新なアイデアが多く生まれました。

また広島での開催ということで、皆で平和記念資料館を見学し、被爆者の方より直接に被爆体験をうかがうなどしましたが、参加された方の多くは、広島はもちろんのこと、日本に来るのも初めてでした。被爆体験を耳にし、また関連する物品や資料を目の当たりにする中で、「核兵器を何としても廃絶しなければならない」との決意を深めている様子が伝わってまいりました。

また、NGO主導の取り組みではありましたが、国連も注目するところとなり、アフマド・アレンダヴィ事務総長青少年問題特使に参加いただくことができました。

そうした意義を踏まえ、今回の提言で池田SGI会長は、同サミットを今後も継続していこうと呼びかけています。そして、以下のように述べています。

「国の違いを超えて青年たちが広島で分かち合った誓いが、世界に大きく広がっていけば、乗り越えられない壁などなく、実現できない目標などありません」

池田会長の平和への強き信念を私たち青年が受け継ぎ、さらなる行動を展開してまいる決意です。