青年の視点2017年のSGI提言

創価学会青年部長 竹岡光城

創価学会青年部長 竹岡光城

「希望の暁鐘 青年の大連帯」――今年の記念提言のタイトルが示すように、池田大作先生は、青年の誓いの連帯こそ平和の未来を開く力であることを、繰り返し強調されています。

具体的には、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が目指す“平和で公正かつ包摂的な社会”を築くための3つの柱を、青年に焦点を当てながら提唱されています。その柱とは、1.「同じ地球で共に生きる」との思いに立った連帯を広げ、2.分断や格差の拡大を乗り越える社会の土壌をつくり、3.困難に直面しても、状況を好転させる力を地域で高めていく、という3点です。

これらを実践する上で“根っこ”となるのは、人と会い、友情を広げ、身の回りの一人の苦しみに寄り添う実践であると、私は確信します。そのことを、先生は、「青年が、今いる場所で一隅を照らす存在になろうと立ち上がった時、そこから、周囲の人々が希望と生きる力を取り戻す足場となる、安心の空間が形づくられていきます」と述べられています。

国連が掲げる目標とはいえ、こうして身近な視点に置き換えれば、それに無関係な人など一人もいないことが分かります。人との関わり合いの中で生きる以上、誰もが皆、より良い社会を建設する「主体者」であり、変革をもたらすことができるのです。今、世界の青年に求められているのは、そうした自覚ではないでしょうか。

本年は、戸田城聖第2代会長の「原水爆禁止宣言」60周年であり、国連では「核兵器禁止条約」を目指す交渉が開始する、歴史的な節目を迎えます。

私たち創価学会青年部は、2014年以来展開してきた平和運動「SOKAグローバルアクション」をさらに強め、世界の青年と連帯し、核廃絶を目指す草の根の運動を進めてまいります。また、「アジアの友好と安定」「人道の世紀の建設」のための取り組みを広げてまいります。

国際社会が大きく揺れ動いている今だからこそ、仏法を学び実践する私たち青年部員は、時代の流れを正視眼で見つめ、社会変革のための行動を起こしていかなくてはならないと、深く決意しています。