青年の視点2017年のSGI提言

創価学会青年平和会議議長 浅井伸行

創価学会青年平和会議議長 浅井伸行

池田大作先生は本年の提言において、「創価学会とSGIの平和運動の中核を、一貫して担ってきたのも青年です」と述べています。これは、池田先生自ら、青年に大きな期待を寄せられた上で、挑戦の機会を与えてくださったことが背景にあってのものです。

青年が先頭に立って運動を担ってきたことの意義を、先日アメリカ・ニューヨークの国連本部を訪問した際、あらためて痛感しました。

1つは国連軍縮室への訪問です。2014年に青年部の代表が国連本部を訪問した際、軍縮室のスタッフの皆さんが歓迎くださり、青年部としてスタートしたSOKAグローバルアクションの運動に対する具体的なアドバイスを頂戴していました。そうしたことから今回あらためて、ジョン・エニス渉外・広報課長にお会いし、運動の成果を報告するとともに、広島や沖縄の青年部による戦争体験の証言集などを寄贈しました。

課長は、青年の取り組みであることを大変喜ばれ、今後のさらなる連携を望んでおりました。

もう1つは、国連平和維持事務局のスタッフの方々との協議です。こちらの事務局では、本年の提言でも触れられている、平和構築における青年の役割を強調した国連安保理2250決議に基づき、青年による実際の貢献に関するレポートの作成に取り組んでいます。協議では、私たちの取り組みがまさにこのレポートの趣旨に沿うものであるということで、詳細について多くの質問を受けました。

中でも、一般に平和であるとみなされる日本において、青年が戦争体験を継承し、またその思いを対話を通じて広げていることに、関心をもたれていました。

私たちの運動はこのように、国際社会と共有するだけの価値を十分に有するものであり、そこで得られた教訓やデータなどは積極的に発信しゆくことが重要であると感じました。

池田先生は提言の中で、青年は「一つ一つの課題に立ち向かう挑戦の中に分かち合う喜びがあり、希望があると信じるからこそ前に進んでいくのです」とも述べています。私たちは今後とも、こうした喜びや希望を胸に抱きながら、力強く平和運動を推進していきたいと思います。