創価学会についてQ&A for YOUTH

3. 裁判に敗れ、政治問題に飛びつく

元職員らの中傷ちゅうしょう行動について

3. 裁判(さいばん)(やぶ)れ、政治問題に飛びつく

学会から除名された元本部職員らは、記者会見を開いたと聞きましたが。

2016年(平成28年)12月、元職員3人は、自分たちが出版した本をアピールするべく、外国特派員協会(がいこくとくはいんきょうかい)で記者会見を開きました。その際、事前に記者側に伝えられた説明文には、「平和主義と乖離(かいり)した政策(せいさく)に反対したため、退会(たいかい)余儀(よぎ)なくされた」などと記載(きさい)されていました。

当時、世論では平和安全法制(ほうせい)(めぐ)議論(ぎろん)活発化(かっぱつか)しており、彼らは、あたかも平和安全法制に反対したことが除名の理由であるかのように説明していたのです。

しかし、彼らの説明は(まった)く事実と(ちが)うものです。そもそも彼らは、2014年6月に除名されるまでの間、平和安全法制への反対など主張していません。

前回も確認した通り、彼らは学生部時代、独善的(どくぜんてき)な考え方に(もと)づく独自のグループ(組織内組織)を結成し、執拗(しつよう)に面談を要求したり、自分たちの考え方に反対する会員に対して、徹底的(てっていてき)()()め、屈服(くっぷく)させようとするなど、集団で問題行動を()こしました。

度重(たびかさ)なる注意・指導にも一向(いっこう)に耳を(かたむ)けず、組織の秩序(ちつじょ)(みだ)すなど、学会と会員に迷惑(めいわく)(およ)ぼしたことから除名(じょめい)となったのです。

彼らは突然(とつぜん)、政治問題を持ち出して中傷(ちゅうしょう)行動を始めましたが。

2013年12月に元職員らのグループ「足軽会(あしがるかい)」の中心者、2014年6月に元職員3人が学会を除名となります。さらに、元職員3人が懲戒解雇(ちょうかいかいこ)不当(ふとう)であると学会を(うった)えた裁判(さいばん)について、同年11月に一審判決(いっしんはんけつ)、翌2015年6月には控訴審(こうそしん)判決が(くだ)り、いずれも元職員らの主張は(みと)められず、10月には最高裁で元職員3人の敗訴(はいそ)確定(かくてい)しました。

その後、彼らは、社会の関心(かんしん)を集めるために、2カ月後の12月から学会本部前でサイレントアピールなる行動を始め、「安保法制(ほうせい)容認(ようにん)は創価三代に違背(いはい)」などと主張するようになったのです。

〝自分たちの言動(げんどう)は正しく、自分たちを処分(しょぶん)した学会が間違(まちが)っている〟という彼らの主張は、裁判所でも相手にされませんでした。

(くる)(まぎ)れに彼らは、その実態(じったい)誤魔化(ごまか)し、マスコミ等の関心を集めようとして、当時社会の大きな関心を集めていた平和安全法制を利用したにすぎません。

また、彼らは、サイレントアピールなる行動で、他の会員が、あたかも平和安全法制への反対を理由に除名されているかのように主張して、学会を批判(ひはん)していますが、これも(まった)く違います。

そもそも、学会において、一つの政策(せいさく)についての賛否(さんぴ)を理由に会員が処分されることはありません。

全く筋違(すじちが)いの主張で、学会への中傷を()(かえ)しているわけですね。

先に()べた通り、元職員らが、ブログやマスコミを利用し行っている学会批判は、もともと彼らが独善的(どくぜんてき)論理(ろんり)で行動して、学会と会員に迷惑をかけたことによって除名されたという実態を誤魔化した上で、行っているにすぎません。

これまでも、学会に迷惑をかけてきた人間に共通するのは、「心の師とはなるとも心を師とせざれ」(御書1025㌻)の御聖訓(ごせいくん)に反し、我見(がけん)固執(こしつ)していたということです。自分勝手(かって)な言動などで、大勢(おおぜい)の人に迷惑をかけ、広布の組織を攪乱(かくらん)する「破和合僧(はわごうそう)」の働きをなしていったのです。

言うまでもなく創価学会は、日蓮大聖人の御遺命(ごゆいめい)である世界広宣流布(こうせんるふ)実現(じつげん)しゆく唯一(ゆいいつ)正統(せいとう)たる教団(きょうだん)です。大聖人の教えを正しく実践し、伝え(ひろ)めていくのは学会をおいてほかにありません。

御書に「(そう)じて日蓮が弟子檀那(だんな)等・自他彼此(じたひし)の心なく水魚(すいぎょ)(おもい)()して異体同心(いたいどうしん)にして南無妙法蓮華経と(とな)(たてまつ)(ところ)生死一大事(しょうじいちだいじ)血脈(けつみゃく)とは()うなり、(しか)も今日蓮が弘通(ぐつう)する処の所詮是(しょせんこれ)なり、()し然らば広宣流布(こうせんるふ)大願(だいがん)(かな)うべき(もの)か」(1337㌻)と(おお)せのように、学会員が異体同心の信心を(つらぬ)いたがゆえに、広宣流布は進んできたのです。

その学会の組織の中に派閥(はばつ)をつくり、独善的(どくぜんてき)な指導性に(もと)づいた活動によって、広布の組織を攪乱(かくらん)する。この「破和合僧(はわごうそう)」の言動(げんどう)()(かえ)した(つみ)は、仏法上、どれほど重大(じゅうだい)なことであるか。彼らは、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)和合僧団(わごうそうだん)から「除名(じょめい)」されたのです。

広布の組織を攪乱する破和合僧の(やから)には、牧口先生も、戸田先生も、(きび)しく対処(たいしょ)されたと聞きました。

大聖人は「五逆罪(ごぎゃくざい)というのは、そのうちの一逆罪を(つく)るだけでも、なお一(こう)の間、無間地獄(むけんじごく)苦果(くか)を感ずる重罪(じゅうざい)である」(御書1125㌻、通解)と断言されています。その五逆罪の中で、(もっと)も罪の重いのが「破和合僧」です。

牧口先生は「広宣流布の和合僧を、自分勝手(かって)我見(がけん)増上慢(ぞうじょうまん)破壊(はかい)するような人間は、即座(そくざ)に除名せよ」と厳命(げんめい)されています。戸田先生も「学会や世間や会員に迷惑(めいわく)をかける悪い人間は、容赦(ようしゃ)なく追放(ついほう)しても結構(けっこう)だ。除名しても結構だ」と明言(めいげん)されています。

清浄(せいじょう)な広宣流布の組織を守るため、純粋(じゅんすい)信仰(しんこう)(はげ)む会員を「破和合僧」の毒牙(どくが)から守るために、断固(だんこ)として対応すべきである──学会は草創(そうそう)以来、組織を攪乱する悪に対しては厳格に対処してきたのです。

(創価新報2018年4月4日付)