SOKAグローバルアクション2030

SOKAグローバルアクション

2014年03月30日
核兵器の現状について

人類は自らを滅ぼすのに十分な「核兵器」をつくってしまいました。その数は2019年時点で約14000発と言われています。しかも1発の威力は、広島・長崎で使用された原爆よりもはるかに大きなものとなっています。

万一それが使用されてしまった場合のシミュレーションが、様々な形で行われています。インドとパキスタンの間で100発の核兵器が使用された場合、ただちに何千万の人々の命が奪われるのみならず、太陽光が最大で90%減少して未曽有の気候変動が発生。食糧生産も激減して、10億人が飢餓で死亡するとの予測が出ています。また放射能の影響があることも言うまでもありません。

そうしたことから、核兵器は広島・長崎以降、実戦においては一度も使用されておりません。にもかかわらず、その維持や開発のために、毎年1000億ドルものお金が費やされ続けています。

近年、核兵器の非人道性への懸念から、これを法的に禁止しようという国際的な潮流が高まり、2017年7月、国連で「核兵器禁止条約」が採択されました。同条約は今後、50カ国以上が批准することで発効することになります。2020年4月末時点で36カ国が批准を終えており、早期発効が目指されています。

被爆75の節目の年にあたり、広島・長崎で被爆された人々の〝もう二度と、同じ苦しみを誰にも味わわせてはならない〟との叫びを、日本中、世界中の青年が受け継ぐべきといえましょう。